-
- 金型ができていればすぐに押し出しをしてもらえるのですか?
-
金型を製作した初回であれば、金型完成から約2週間で押出が完了します。
2回目以降は約3週間で押出が完了します。
-
- 押出材をアルマイト材にするメリットは何ですか?
-
アルマイト処理をすることによって、アルミのキズや腐食、摩擦を防止することができます。また対候性、耐食性、意匠性も高くなります。
-
- 押出のアルマイト処理にはどのような種類がありますか?
-
ホワイト、シルバー、ブロンズ、ダークブロンズ、ステン、ブラックがあり、
艶ありと艶なしが選べます。
-
- 押出の材質にはどのようなものがありますか?
-
当社では主にA6063を使用しています。
A6N01
A6061
6000系は熱処理型の耐食性合金であり、時効処理をすることによって、強さと硬さが得られます。
押出性に優れ、複雑な断面形状が得ることができたり、表面処理性も良好な材質です。
-
- アルミの定尺には押出と引抜という言葉がありますが、オリジナル金型はどちらで製作するのですか?
-
オリジナル金型は押出し工法でご提供いたします。
押出はアルミニウムやアルミ合金を400~500℃の熱間で押し出す加工方法です。
イメージはところてんのような感じで、押出し機を用いて金型に向かって強い圧力をかけてアルミを押し出すことでできます。
引抜は素材を加熱することなく室温で素材を金型に通して引き抜く冷間加工方法です。
イメージはペンチで金型を通して素材を引き抜き出す感じです。
引抜は一般的に押出よりも表面がキレイな製品を製作できますが、押出では一度に中空や複雑な断面形状でも容易に作ることができ、寸法精度が非常に厳しい形状でも製作することができるため、オリジナル金型を製作する場合は押出での製作になります。